2005年
第16回
関西学生リーグ戦


[GAME1]
VS甲南大学

[GAME2]
VS大阪大学

[GAME3]
VS神戸大学

[GAME4]
VS桃山学院大学

[GAME5]
VS同志社大学

[GAME6]
VS大阪産業大学

[GAME7]
VS京都工芸繊維大学

第16回関西学生リーグ戦
GAME6


VS大阪産業大学


text by ISHIDA(shatyou)

TEAM 1Q 2Q 3Q 4Q TOTAL
大阪市立大学 0 3 1 0 4
大阪産業大学 3 2 2 5 12

これで6戦目の試合。雨で試合が延期になり、今年は長いリーグとなった。相手は大阪産業大学。決戦の地は浜寺公園。この日のスターティングメンバーには怪我から復帰した酒井、リーグ後半から飛躍的に成長を始めた石田が新たに加わることとなった。




1Q   はじめのフェイスオフは敵が制した。ここはしっかり守って先制点が欲しい。竹中、田渕が良いディフェンスをする。しかし一瞬の隙を突かれ、右下からのシュートを許す。がポストに助けられる。運がよかった。
 相手の隙を突いて酒井がチェックを放つ!これが相手陣に転がりマンボールとなる。石田と敵のロング2人がこれに寄るも、1対2となり拾われてしまう。しかし石田は外にボールキャリアを押し出して市大ボールとなる!さあここから市大の攻撃だ!!  ひとまずゴール裏へボールをまわすも、ゴール裏のますしからトップで待ち受けていた美田へのパスミスがうまれる。これが敵ATに拾われ、そのままゴールへ走られ先制点を許してしまう。
 フェイスオフに負けるが今度は相手のパスミスでマイボールに。しかしランクリを試みる松尾がクロスをはたかれ再び敵のボールへ。左下からの1対1で松尾が抜かれ、スライドが出る。その裏へパスを通されるがボトムダウンしていた佐々木がそこをケアする。敵にシュートを放たれるが佐々木のプレッシャーを受けてかゴールには至らず。さらにもう一度、今度は右下から松尾が1対1を挑まれ抜かれてしまうが、酒井がスライドに出て潰す。グランドボールで勝つことができず敵の攻撃はなおも続く。
 猛攻をかける大産、今度は左下から田中に1対1で勝負し、抜き去る。佐々木がスライドにいくもあっさりと抜く。3枚目に新崎が動いたところで、その裏へパスをつなぐ。しかしキャッチミスでここでは点は入らない。その後すぐ、左上で竹中を抜き去りランシューを決めた。2対0となる。
 フェイスオフで今度はブレイクをつくられる。田中が飛び出るがスピードでかわし、自らシュートを打ち放つ。このシュートのチェイスを田渕がとる。さあ、市大のリズムをなんとか取り戻したい!攻撃したい!しかし、クリアは松尾から佐々木へのパスミスで失敗に終わる。転がったボールは相手陣へ。ATとDFの詰め寄る混戦から石田がスクープして抜け出す!しかし、パスコースを探しながら逃げ回るなか、ボールを裁ききる前に詰められ落とされてしまう。そして敵の攻撃が続くこととなる。
 少し落ち着きを見せる市大ディフェンス。稲葉を中心に懸命に守るが、さらに1点を入れられてしまうこととなる。
3対0となり、どうしてもボールを得たい市大だが、この試合4回目のフェイスオフも奪われてしまう。4点目を狙う大産。1対1で有利とみたか、積極的に抜きにかかるが、そうやすやすと何度もやられる市大ではない!酒井、松尾、田中、堅い守りを見せる。竹中の攻撃的なディフェンスが気持ちいい!いつもの市大を取り戻しリズムがよくなってきた。そしてボールを奪い市大のはじめのシュートを打ったのは田渕であった!ディフェンスからの速攻で次は佐々木がランシューを放つ!シュートははずれるが、その間にもらったファールでエキストラを得る市大。藤本のシュートはゴーリーの真正面で終わってしまう。点を得ることができず、相手の攻撃が多くなる。
1Qは守りっぱなしだったので2Qは先に1点をとり、ゲームの流れを変えたい!



2Q   フェイスオフ、5度目の正直!!競り勝った新崎がフェイスオフブレイクとなり、ますし、石田へと流れるようなパス回し。石田がシュートを放つが惜しくも右上にそれる。伊藤がチェイスを取りマイボールに。しかし伊藤が珍しくパスミスをし、グラボーとなる。グランドボールを拾いにいった石田が頭にチェックを受け2度目のエキストラを得る!
 技巧的な市大のエキストラで相手は混乱を喫する!!ますしがクリース前で田渕からボールを受け、余裕でゴールを決める!市大、待望の1点!!!
と思ったら市大もいつのまにか1点を返していたようだ。(ビデオには写ってないから、残念ながらいつどうやって入れたか分かりません)。
 さらに次の攻撃で石田が1対1をかけ、敵を置き去りに。しかしロング2枚のスライドが飛び、潰されてしまう。しばらく攻防が続くこととなる。
 しかし、松尾が1対1で完全に抜かれはしなかったものの、クリース前に上がられてスライドが来る前にシュートを放たれてしまう。それが決まり4対2となる。その後、マンダウンをとられ、さらに追加点を許す。これで5対2と3点差。
激しい攻防が続く。伊藤、坂本などがシュートを放つも弱弱しく、ゴーリーセーブ。
クリアで田中のパスミスを相手に拾われ、1失点。ますしからクリース前の石田へフィードパス。しかしプレッシャーを受けてかシュートは外れる。佐々木が鋭いランシューを放つ。はじかれたボールを石田が拾う。そこでまたしても石田は頭をしばかれ、エキストラを得る。しかしエキストラはますし、田渕のミスが重なり攻めきることができなかった。その後、佐々木は1対1をかけるが落とされてしまう。そのボールの近くにいたますしは、かなり悪質なファールを受ける。怒るますし。一触即発の空気に相手ディフェンスと佐々木がすぐにかけより、丸く収まった。この試合はお互いにかなりラフなゲームとなっていた。試合全体を通して市大はかなりのファールをすることとなる。



3Q   ATは石田に代わって山内が入った。3Qは先程のますしへのファールによってエキストラから再開。藤本がいいシュートを放つが、ゴーリーセーブにより点は決められない。その後すぐ、藤本が自慢の爆走を魅せつけ、クリアを成功させる。そのスピードに敵う者はいない!藤本からパスを受けたますし、そこはストライカーとしての役目を果たしゴールを決める!6対3だ。
攻守の入れ替わりが激しさをどんどん増していく!山内がゴリゴリをして、しばかれる。エキストラで藤本がシュート。はいらない。その後マンダウンしてしまうが、池田のナイスDFが光る。酒井もナイスクリアをあげる。坂本がパスミスをするもピンチはしのぎ、エキストラをまた得る。そして藤本、美田、伊藤、がシュートを放つ。はいらない。逆に敵にゴールを許し、7点目を奪われる。下からの1対1で酒井が抜かれ田中も抜かれて決められた。しかし、市大のリズムは悪くはない。竹中のディフェンス、田渕、藤本のクリアで前線へと球が運ばれる。運動量の多い佐々木が攻守にわたり市大を引っ張っていた。田中や美田がパスミスでボールを奪われるも決定的チャンスはつくらせない。しばらくの攻防のあと市大の点を決めたのはますしだった!あまり速くないロングシュートであったが入った。敵は油断していたのか?シュートを打った本人が点が決まった後、思わず首をかしげた。なにはともあれ1点だ。



4Q  松尾の裏のスペースに対角のパスを通され1点を許す。さらにその後、エキストラをとられてしまう。が、ここで稲葉が魅せた!クリース前から放たれたシュートをナイスセーブ。だが、この後すぐ酒井が1対1で抜かれ、スライドが間に合わず点をきめられてしまう。4対9と5点差だ。残り時間に対しての5点という差が重く圧しかかる。勝つためには残りの時間を0点に抑えても最低6点は必要だ。2分毎に1点。下を向くプレーヤー、悲壮感が漂う。少し腹立たしい。スタミナも気持ちも途切れだして、悪い空気が流れ始めた。
あとの時間はもうボロボロである。大産は勢い調子がついてとまらない。一人のプレーヤーが田中、池田、松尾とディフェンスの3人抜きをしてシュートを放つ。マンダウンを許し高い位置からのシュートで点を決められる。1失点。それからもあちらこちらで1対1で抜かれシュートを打たれる。一度、山内がブレイクをつくったが、シュートに行った伊藤が潰された。このあと市大はファールを続け、マンダウンは全部で4人分はとられた。ダメ押しの2点をさらに付け加えられた。ディフェンスは崩されまくり、オフェンスもこの後は書くことは無い・・・。4Qの最後の10分は少し惨めな展開になってしまった。そしてゲームは終了した。




この試合は市大にとってあまりいいゲーム内容とはいえなかった。パスミスはかなり多く、ファールも犯しまくり、見せ場はかなり少なく、自虐的なゲームレポートとなってしまったことには許しを請いたい。これで1部昇格という夢は潰えた。残る試合は最後の京都工芸繊維大学。市大は勝っても負けても2部残留は確定している。しかし今度の試合は4回生にとって引退試合だ。決して消化試合などではない!次の試合では市大の実力を発揮し、勝利してリーグを締めたい。こんな惨めな試合は2度としたくない!
このあと市大と桃山の掲示板で熱い書き込みが交わされる。残留の望みをかけて市大の勝利を願う桃山。最後の試合に思いを馳せる市大4回生。引退に勝利の餞を贈りたい市大メンバー。残留の危機を背負う京都工繊。それぞれがそれぞれの思いを胸に最後の決戦へとすすむ!!!








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